パソコンは下記のDELL製ワークステーションで、Core i7-7820HQ、16GB、HDD1TB、NVIDIA® Quadro M1200搭載の高性能マシンとなっています。
DELL Precision 15 5000 シリーズ (5520)
世界トップクラスの薄型軽量、小型サイズを実現した、Precision 15インチ5520モバイル・ワークステーション・ノートパソコンです。
HDD（ハードディスク）搭載なのが惜しむ点で、SSD搭載ならさらに快適に動作するマシンになっていると思います。
Precision 5520を起動すると、WindowsではなくDELL SupportAssistが走り始めます。
Windows 10が通常起動するのですが、Windows 10が不具合を起こしていると別のアプリが起動したり、起動する機器（デバイス）がありませんと表示されます。
今回はSupportAssistのあとに「No bootable devices were found！」エラーが・・・起動するためのデバイス（ハードディスクやWindows 10）が見つかりません、という内容です。
DELL diagnostics（機器診断ツール）では特に問題は出ていないので、OS（Windows 10）の不具合・破損の可能性が高そうです。
Windows 10ｎ修復も効果はなく、データ復旧は不要とのことですので、きれいにWindows 10をクリーンインストールして入れ直すことにします。
Windows 10をインストールした後に、再度ハードディスクとメモリ診断を別アプリで行いましたが、やはり問題ありません。Windows 10も問題なく動作しているので、やはりWindows 10が破損してしまったのが原因でした。
Windows 10 Pro x64のライセンス認証やドライバインストール等を行い、無事に納品となります。
CPUがCore i7-7820HQですので、ギリギリWindows 11に対応していないのが残念ところ。
Windows11に対応していないCPUを搭載したパソコンには、Windows11をインストールすることができません。
基本的にはIntel社製CPUでは7000番台を含むそれより前のCore iシリーズCPUが非対応、AMD社製CPUでは1000番台のRyzenと2000番台のグラフィック搭載Ryzenを含むそれより前のCPUが非対応となります。
それでも、まだWindows 10の公式サポートも残っているので、まだまだPrecision 5520も現役マシンとして活躍してくれるでしょう。
ということで、静岡県磐田市からのパソコン修理のご依頼でした。どうもありがとうございました！
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